第26回目のコラムは「全国的に中学生の英語の定期テストが難化...
詳しく読む昨日から1日1.5食でいくことにした健康志向の主任の鈴木です。
#夜中のラーメンやめれんのか
さて、今回は前回の続きですね。いわゆる良い大学を出る意味が薄まってきているよ、だから、本人の能力次第でいくらでも人生を充実させられるから、
塾や予備校はいらなくない?
というところまで話をしました。これを否定するのが今回ですが、その理由には確かなものがあります。そもそもですが、本当に意味のない、価値のないものなら
とうの昔に消えているはず
です。今でも残っている、なんならコンビニより多い数の塾や予備校が存在する理由を書いていきたいと思います。
実はアメリカやヨーロッパには塾や予備校がありません。塾や予備校がある国は主に東アジアの日本、韓国、中国なんですね。塾や予備校が存在する大きな理由のひとつは
入試制度の形態
による影響です。要は、入学するための要件が筆記テストによる比重がとても高いためです。ある意味全員にチャンスがあるけど入口が狭いので、人気校を受験するとなると競争が激しくなり、そこにビジネスが生まれたわけです。現在、入試改革が進められようとしていますが、いささかトーンダウンしている印象があります。率直に言うと、
問題の形式が変わっただけで本質的な部分は変わってない
気がしています。つまり、この入試制度が変わらない限り、塾や予備校は必要とされるので存続します。なんとなく後ろ向きな理由を述べてきましたが、そもそも競争は悪いことではありません。競い合う中で切磋琢磨することは大きな成長を促すことにつながります。悪いのは、
入試の合否、学歴でその人の価値を決めるような考え
であり、子どもたちの自己否定につながるようなことになってはいけないと思います。志望校への合格は自己実現の手段のひとつであって、目的ではないんです。志望校ではなくても、自分の夢や目標を達成できる手段はいくらでもあることを知るべきです。だから、怖がることはありません。どんどん挑戦するべきで、自分を成長させ、高めていくことを続ける。
きっとそれは生きている限り続ける必要がある
と私は思っています。
鈴木主任
学生時代から塾講師のバイトを始め、指導歴は20年以上。
自身が数学で大変苦労し、予備校での学習で苦労を克服した経験に基づき、生徒目線に立った指導で多くの生徒の学力向上に貢献。
また、教室長・塾長としての経験は10年を超え、幅広い学力そうの生徒たちの指導に携わる。
結果を出すためには、学習の個別最適化と学習の習慣化を図ることが最重要であると考え、日々指導を行っている。
鈴木主任のコラム/バックナンバー
BackNumbers鈴木主任のコラム#25
第25回目のコラムは「失敗とはなんですか?①」
詳しく読む鈴木主任のコラム#24
第24回目のコラムは「失敗とはなんですか?①」
詳しく読む鈴木主任のコラム#23
第23回目のコラムは「「知らなかった」に逃げてはいけない②」
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