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鈴木主任のコラム #20

基礎・基本をないがしろにしていないか①

一度はハロウインの仮装をしてみたいと思っている「恥ずかしい」という気持ちがすっかりなくなった43歳の主任の鈴木です。

#30歳の頃はあんなん絶対無理と思っていた

#まだまだ尖っていた10年前のアラサー

さて、今日は基礎・基本て大事だよねという話です。

そうです、結論を先に言ってしまっていますから、暇な方は生温かい目で読んでくれると嬉しいです。

そもそもですが、基礎・基本が簡単だと思い込んでる高校生・中学生は多いと思います。例えば、

(x-3)(x+5)=0の解は、x=3とx=-5

なのですが、「なんで?」と聞くと大抵の生徒はその説明ができません(答えは出せる)。これは基礎・基本の欠落です。大事な部分が抜けているわけです。

昔と今の求められている力が違う

25年くらい前なら、答えさえ出せればそれで良かったのです。正解すること、つまり間違えないことが重要だった時代です(ギリギリですが)。しかし、インターネットによる情報の民主化(みんな情報を共有できる)で、正解がすぐわかる状況になった今、

正解を出すことに価値がない(大きく減った)

のです。では、何の価値が上がったのかというと、問題を解決する方法ではなく

問題を見つける

問題を自分たちで作る

ことに価値が見出されています。問題を見つけるには常に「なぜ?」「なんで?」という疑問に思うことが必要です。先入観を排除し、今までみんなが「これは利益が出ないからやめておこう」と思っていたことが、テクノロジーなどの発達で「利益が出る」可能性に気づくような感じです。

問題を作るは具体的な良い例が難しいですが、コンプレックスに訴えるビジネスが例としてあります。

痩せている方が良い、脱毛して肌が綺麗な方が良い

って誰が決めたのでしょう?きっとその企業です。コンプレックスに訴える価値観を作り出したわけですね。

このように仕事の作り方が変わった以上、子どもたちが受ける教育も変わらなければならないわけです。もちろん、不易な部分はありますが、この流れを抑えないと、

今の生活の豊かさを子供達の代でも維持する

のは難しいはずです。

(次回に続く)

兄貴的な存在で合格をサポート

鈴木主任

学生時代から塾講師のバイトを始め、指導歴は20年以上。
自身が数学で大変苦労し、予備校での学習で苦労を克服した経験に基づき、生徒目線に立った指導で多くの生徒の学力向上に貢献。
また、教室長・塾長としての経験は10年を超え、幅広い学力そうの生徒たちの指導に携わる。
結果を出すためには、学習の個別最適化と学習の習慣化を図ることが最重要であると考え、日々指導を行っている。

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